SCSKグループ 共創ITフォーラム2023 共創ITで実現するサステナブルな社会

本フォーラムは2023年2月17日に終了いたしました
ご来場いただきました皆さまには心より御礼申し上げます

主催者挨拶

SCSK株式会社 代表取締役 執行役員 社長 最高執行責任者 當麻 隆昭

SCSK株式会社 代表取締役 執行役員 社長 最高執行責任者 當麻 隆昭より、当フォーラム開催のご挨拶ならびに当社のサステナビリティ経営の推進と7つのマテリアリティ、そしてSCSKグループの目指す姿であるグランドデザイン2030についてお話をいたしました。

今後皆様との「共創」の輪を広げる機会となりましたら幸いです。

基調講演

サステナブルな未来社会をデザインするITの可能性

人間社会は劇的な変化を経験している。国際社会単位・地球単位で解決すべき大きな課題を抱えており、
個人、企業、国家だけでは解決できないほど多様な課題が山積する中、
企業による先進的なITの活用にはどのような可能性があるだろうか。
さまざまな社会課題を乗り越え、サステナブルな未来社会をデザインするには、これまでの常識にとらわれない幅広い共創が重要ではないか。
グローバルで活躍するお二人の初対談にて、ITを通じて事業を革新し、共創するために必要な意思決定とは何かを解き明かしました。

本講演は終了いたしました

【プロフィール】

経済学者 半熟仮想株式会社 代表 
成田 悠輔 氏

東京大学卒業後、マサチューセッツ工科大学(MIT)にて博士号(Ph.D)取得。現在、イェール大学助教授。専門は、データ・アルゴリズム・数学・ポエムを使ったビジネスと公共政策(特に教育)の想像とデザイン。研究者として「社会的意思決定アルゴリズムをデータ駆動にデザインする手法」を開発。機械学習ビジネスから教育政策まで幅広い社会課題への実装に取り組んでいる。コメンテーター、コラムニストとしても活躍。

アーティスト 東京藝術大学デザイン科准教授 
スプツニ子!氏

ロンドン大学インペリアル・カレッジ数学部を卒業後、英国ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(RCA)で修士課程を修了。2013年からマサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボ助教としてデザイン・フィクション研究室を主宰。RCA在学中より、テクノロジーによって変化する社会を考察・議論するデザイン作品を制作。日経新聞連載などメディアでも活躍。

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特別講演

「アパホテル」から学ぶ、経営戦略

新型コロナウィルスや戦争、資源高など、今までの常識が通じない不確実で予測が困難な世の中で、企業はどの方向に意思決定をすべきか。
どのように、次の企業戦略を立てれば良いのか。
コロナ禍のような不確実性の高い時代に、企業が競争戦略で追求すべき真の目的と経営戦略、“業界の革命児”を志す経営思想を紐解きながら、
これから求められる「持続可能な経営」について講演いただきました。
持続可能な経営をいかに実現・実践するか、今後の取り組みに欠かせない視点を具体事例を交えて理解いただけます。

本講演は終了いたしました

【プロフィール】

アパグループ 代表取締役会長 元谷 外志雄 氏
慶應義塾大学経済学部に入学するとともに小松信用金庫に入社。27歳で独立、アパグループ前身の「信金開発」を設立。アパグループ代表として経営を統括し、日本を代表するホテルチェーンを築き上げた。2022年4月1日、アパグループ代表取締役会長に就任。また、公益財団法人アパ日本再興財団代表理事として、「誇れる国、日本」の再興のための啓蒙活動を行っている。

アパホテル株式会社 取締役社長 元谷 芙美子 氏
福井県立藤島高等学校卒業後、福井信用金庫に入社。翌1971年、夫の元谷外志雄が興した信金開発株式会社(現アパ株式会社)の取締役に就任する。1994年2月にアパホテル株式会社の取締役社長に就任。現在、アパホテル株式会社取締役社長をはじめ、アパグループ11社の取締役、日韓文化協会顧問、株式会社SHIFT社外取締役、株式会社ティーケーピー社外取締役を務める。

株式会社フィナンシェ 代表取締役CEO 國光 宏尚 氏 琉球アスティーダスポーツクラブ株式会社 代表取締役 早川 周作 氏 D4DR株式会社 代表取締役 藤元 健太郎 氏 SCSK株式会社 ビジネスデザイングループ デジタルイノベーションセンター事業開発第二部 部長 川端 卓

地域共創におけるWeb3の可能性について

Web3に総称されるNFT(非代替性トークン)やDAO(分散型自律組織)などブロックチェーン関連技術の広がりは、経済や社会を変革する潮流であり、地方創生においても大きな可能性を秘めています。
本講演ではWeb3ビジネスを最前線で牽引するゲストを迎え、『Web3×地球』の可能性について論点を整理いたしました。更に、SCSKが連携協定を締結し地域課題解決に取り組んでいる、沖縄県におけるWeb3を活用した地域共創の未来について議論を進めました。

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【プロフィール】

株式会社フィナンシェ 
代表取締役CEO 國光 宏尚 氏

2007年に株式会社gumiを創業、代表取締役社長に就任。2021年に株式会社Thirdverseと2019年に共同創業した株式会社フィナンシェの代表取締役CEOに就任。 著書に『メタバースとWeb3』がある。

琉球アスティーダスポーツクラブ株式会社 
代表取締役 早川 周作 氏

大学在学中に起業。28歳で衆議院選挙に出馬。その後約90社のベンチャー企業を指揮する。2018年に琉球アスティーダスポーツクラブ株式会社代表取締役就任。

D4DR株式会社 
代表取締役 藤元 健太郎 氏

1993年からネットビジネスの研究を開始し、未来シナリオ、新規事業、地域創生の支援、スタートアップもPLANTIOを始め数社の経営にも関わる。

SCSK株式会社 ビジネスデザイングループ デジタルイノベーションセンター
事業開発第二部 部長 川端 卓

地域共創を通した事業開発に従事。沖縄地域共創責任者。首里杜まちづくり推進協議会構成員、沖縄県行財政改革懇話会専門委員会委員を務める。

分科会

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三井住友海上様との共創
~人生100年ラウンジとエフクリ~

三井住友海上火災保険様とSCSKが共創して開発した「人生100年ラウンジ」と「エフクリ」の物語についてお話いたしました。両社の共創の背景から始まりどのように力を合わせて壁を乗り越えたのかなど、共創を成功させるためのポイントについて、両社のプロジェクトの代表者がディスカッションいたしました。

【プロフィール】

三井住友海上火災保険株式会社 
個人金融サービス部 部長 矢部 誠 氏

三井海上(現三井住友海上)に入社後、確定拠出年金事業や個人融資事業など、個人向け金融サービス事業に長く従事。現在、人生100年ラウンジ開発の責任者。

三井住友海上火災保険株式会社 
個人金融サービス部 企画チーム 課長代理 大平 拡 氏

三井住友海上に入社して一貫して資産運用業務に従事。関連運用会社への出向や海外研修を経て個人金融サービス部にて人生100年ラウンジ開発プロジェクトに従事。

SCSK株式会社 
金融事業グループ 金融システム第三事業本部
本部長付 江藤 文昭

エフクリ事業の開発責任者。

SCSK株式会社 
金融事業グループ統括本部 DX事業化推進部
部長 福田 裕一

金融事業の新規DX企画・ビジネス開発に従事。

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脱炭素社会実現に向け
企業経営に求められる変革と共創とは

2050年カーボンニュートラル実現に向けて企業に求められる変革は、今や重要な経営課題となっています。一方で脱炭素をチャンスと捉え、積極的に取り組む企業もあります。
本プログラムでは、企業の脱炭素経営に貢献する3社が、1社では成し得ない変革を共創で実現する可能性について議論いたしました。

【プロフィール】

住友商事株式会社 
デジタルソリューション事業第二部 部長代理 浅子 達朗 氏

大手電力会社、外資系コンサルティングファームを経て住友商事に入社。再エネ電力プロジェクトを中心に投資参画、DX施策導入推進とともに、現在はGXマネジメント事業開発も担当。

アビームコンサルティング株式会社 
産業インフラビジネスユニット ダイレクター 山本 英夫 氏

エネルギー供給企業と需要家の接点を専門領域として、エネルギー・カーボンマネジメント構築支援や新規エネルギー事業立上げ支援など数多くのプロジェクトを実施。

SCSK株式会社 
ビジネスデザイングループ デジタルイノベーションセンター エネルギー事業開発部 部長 若山 仁宏

SCSKでの20年以上にわたる事業開発、法人営業のキャリアを経て、エネルギー事業開発部長に就任。現在カーボン、エネルギーマネジメントに関する事業化を担当。

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インバウンドの課題と
体験価値向上を通した日本経済への貢献について

コロナにより低迷していたインバウンドの現状課題及び今後の可能性についてディスカッションしていただきました。日本の国策でもあるインバウンド観光促進という面について、IT企業は何ができるのかなど訪日外国人のCX体験価値という切り口から、データ活用も交えて議論いたしました。

【プロフィール】

株式会社Payke 
代表取締役社長 古田 奎輔 氏

2014年11月Paykeを創業。2019年日経ビジネス「世界を動かす日本人 50人」、Forbes Asia 「30 Under30 Asia 2019 コンシューマーテクノロジー部門」選出。資金調達総額は12億円にのぼる。

SCSK株式会社 
ビジネスデザイングループ CXセンター
ビジネスクリエイション部 部長 福島 健次

SCSKグローバルビジネスを牽引してきた立役者。2020年からSCSKの新規事業開発部門を担当。現在はインバウンドビジネスを通じて、CX向上、データ活用を活かした訪日体験価値向上施策を推進中。

本講演は終了しました

医師と考える「医療の効率化」と
「ヘルスケア産業の飛躍」双方の実現

病院との共創により開発したSCSKオリジナルソリューション「Dr2GO」は、「医療現場の働き方改革」に寄与します。「Dr2GO」が次に目指す「医療の効率化・標準化」および「ヘルスケア産業の更なる飛躍」双方をどのように実現すべきか、「Dr2GO」の共同開発にご協力いただいた医師とともに考えました。

【プロフィール】

公益財団法人 大原記念倉敷中央医療機構 倉敷中央病院 
循環器内科 部長 川瀬 裕一 氏

循環器学、心臓集中医療、心不全、心臓リハビリテーションの専門医。Dr2GOの共同開発者として、診療現場での活用・浸透に至るまで一連のご助言をいただく。

学校法人聖路加国際大学 聖路加国際病院 集中治療科 
ICU室長 岡本 洋史 氏

集中治療専門医、救急専門医、公衆衛生学修士。デジタルを活用した医療の効率化、データベース、医療の質指標の開発などが関心領域。本プロジェクトの創成期に、ITを活用した医療現場の効率化についてご助言をいただく。

SCSK株式会社 ビジネスデザイングループ 
ヘルスケアセンター ヘルスケア事業企画部 
第一課 上符 絵美子

初期からのDr2GO企画推進者。

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メタバースが巻き起こす
サステナブルなものづくり革命

「メタバース」といえば、ゲームを初めBtoCのイメージが強いと思いますが、メタバースだからこそ実現できる仮想空間は、BtoB、特にものづくり現場に大きな変革をもたらします。サステナブルな事業経営と社会実現の鍵となるメタバースについて、その先端を行くエヌビディア社と、事例を交えてディスカッションいたしました。

【プロフィール】

エヌビディア合同会社 エンタープライズ事業本部
プロフェッショナルビジュアライゼーション
ビジネスデベロップメントマネージャー 高橋 想 氏

国内商社での法人営業、外資系ワークステーションメーカーでの市場開発を経て、2020年よりエヌビディアにてプロフェッショナルビジュアライゼーション製品の市場開発に従事。

SCSK株式会社 プラットフォーム事業グループ 
中部・関西プラットフォーム事業本部
IT&エンジニアリングソリューション部 副部長 輔田 健大

20年以上にわたり、中部地区の大手製造業向け法人営業の経験を経て、2020年よりエヌビディア社とのパートナー契約、およびGPUビジネス開発に従事。

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フォーラム事務局

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